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研究開発

限りない輸液の可能性を求めて

私たちは、プラスチック容器の開発により、輸液の形態を革新し、輸液の新しい時代を開きつつ、「輸液の大塚」から輸液システムを供給できる「輸液総合メーカーの大塚」を目指して製品化に取り組んでいます。

より良い製品の開発に向かって・・・

研究開発部門では、輸液製剤を中心に各種病態時の体液管理や栄養療法に使用する注射剤を開発してきました。

1970年代には、二糖類のマルトースを配合した製剤「マルトス-10」や「ポタコ−ルR」を、1980年代には配合上の問題で製造が難しいとされていたブドウ糖加アミノ酸注射液「プラスアミノ」を、病態別輸液の新しい分野を開いた肝性脳症改善アミノ酸注射液「アミノレバン」を、3種類の糖質を配合した高カロリー輸液用糖・電解質液「トリパレン」を、そして、新総合アミノ酸注射液「アミパレン」を上市しました。1990年代には、「トリパレン」をベースにした糖・電解質液と「アミパレン」をダブルバッグとして組み合わせた高カロリ−輸液「アミノトリパ」を上市し、続いて、末梢静脈用のダブルバッグ製剤である糖・電解質・アミノ酸液「アミノフリ−ド」と腎不全用アミノ酸注射液「キドミン」を上市しました。2002年には、アミノ酸、糖、電解質に脂肪乳剤を配合した高カロリー輸液用ダブルバッグ製剤「ミキシッド」を、2004年には高カロリ−液に総合ビタミンを配合した糖・電解質・アミノ酸・総合ビタミン液「ネオパレン」を上市しました。さらに、2008年にはアミノフリードにビタミンB1を配合した「ビーフリ−ド」を上市し、2009年には高カロリー輸液ネオパレンに微量元素を配合した「エルネオパ」を上市しました。
輸液以外の製品としては、プレフィルドシリンジのヘパリンロック液と生食注を2006年〜2008年に上市し、脳脊髄手術用洗浄灌流液「アートセレブ」を2008年に上市しました。
また、抗生剤キット製品の分野にも進出し、1996年に注射用粉末抗生剤と溶解剤をダブルバッグに封入した無菌調製キット「オ−ツカCEZ注-MC」を上市しました。
私たちは、病者用栄養をコアとして、輸液・栄養およびその周辺分野に照準を合わせ、医療現場のニーズを的確にとらえた製品の提供を目指しています。

躍進する輸液の開発

大塚製薬工場では1946年からガラス容器で輸液の製造販売を開始しております。1968年にわが国で初めてのポリエチレン製容器で輸液を発売し、1972年には容器素材をポリプロピレンに変更し、強度・透明性・耐熱性を高め、さらにインプラントによる製法により、製品の品質が向上しました。また、1976年にはプラスチックアンプル製剤を開発し、アンプルカット時のガラス片の混入と、手指の負傷をなくし、臨床の場でのクオリティを高めました。1984年には100mLのプラスチック容器製剤(ピギ−ボトル)を発売しました。1986年には200〜300mLのプラスチック容器製剤と、プラスチックボトルに次ぐ新しい容器として輸液用のソフトバッグを開発し、1995年にはより使いやすく透明性の高いバッグヘと改善しました。さらに、1つのソフトバッグに隔壁を介して同時配合が困難な2種の液を充填した、いわゆるダブルバッグ製剤を1994年から発売しました。2004年には上下2室に加えて小室を設けた3室バック製剤を発売し、さらに2009年には2つの小室を有する4室バック製剤を発売しました。

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