- HOME
- よくある質問/お問い合わせ
- ラコールNF配合経腸用半固形剤の製品Q&A
ラコールNF配合経腸用半固形剤の製品Q&A
- No.
- お問い合わせ
- お問い合わせ項目
-
胃内での半固形状を保つため、追加水の投与はラコールNF配合経腸用半固形剤の投与直前や直後は避けてください。
追加水を注入する場合には、ラコールNF配合経腸用半固形剤注入30分前か注入2時間後をお勧めします。※ 水分の追加の必要性や必要量は、主治医の指示に従ってください。
-
ラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタ(ISO80369-3)は再使用禁止です。
ラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタ(ISO80369-3)の先端が摩耗・変形していると、口栓(スパウト部位)が開通しない恐れがありますので、使用する前に異状がないことを確認してください。また、専用アダプタを刺し込む向きにも注意してください。【使用方法】
①ラコールNF配合経腸用半固形剤のバッグや口栓が操作台と平行になるように置いてください。
その後、専用アダプタの取っ手がバッグの面に垂直になるようにし、口栓に専用アダプタをまっすぐ 刺し込み、内部のフィルムに穴をあけます。
②専用アダプタを右に回して、ねじ込みます(3/4回転させます。)
1)ラコールNF配合経腸用半固形剤注入方法のリーフレット(同梱リーフ)
-
ラコールNF配合経腸用半固形剤の口栓(スパウト部位)を持ち、バッグが折れ曲がった状態でラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタを接続すると、専用アダプタの先端でバッグの内側を傷つける恐れがあります。専用アダプタを口栓へ接続するときは、バッグや口栓が操作台と平行になるように置いてください。
-
ラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタ(旧/JIS規格品)は再使用禁止です。
ラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタ(旧/JIS規格品)の先端が摩耗・変形していると、口栓(スパウト部位)が開通しない恐れがありますので、使用する前に異状がないことを確認してください。また、専用アダプタはまっすぐ一気に刺し込んでから、右に回してください。【使用方法】
①ラコールNF配合経腸用半固形剤のバッグや口栓が操作台と平行になるように置いてください。その後、口栓に専用アダプタをまっすぐ一気に刺し込み、内部のフィルムに穴をあけます。
②専用アダプタを右に回して、最後までねじ込みます。
1)ラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタを用いた注入方法(動画)
-
ラコールNF配合経腸用液・ラコールNF配合経腸用半固形剤・ツインラインNF配合経腸用液には乳糖は含有されていません。従って、乳糖不耐症の方にも使用は可能です。
1) ラコールNF配合経腸用液 電子添文 2022年6月改訂(第1版)
2) ラコールNF配合経腸用半固形剤 電子添文 2022年4月改訂(第1版)
3) ツインラインNF配合経腸用液 電子添文 2022年4月改訂(第1版) -
ラコールNF配合経腸用液やラコールNF配合経腸用半固形剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者は禁忌に該当します 1)2)。
本剤は「乳カゼイン」と「分離大豆たん白質」が配合されているため、同様の成分に対してアレルギー歴のある患者に投与することはできません。
【参考】
牛乳たん白アレルギーを有する患者に、牛乳たん白を含む経腸栄養剤を投与し、アナフィラキシーショックを起こした報告があります 3)4)。1) ラコールNF配合経腸用液 電子添文 2022年6月改訂(第1版)
2) ラコールNF配合経腸用半固形剤 電子添文 2022年4月改訂(第1版)
3) ラコールNF配合経腸用液 インタビューフォーム 2020年5月改訂(第4版)
4) ラコールNF配合経腸用半固形剤 インタビューフォーム 2022年10月改訂(第6版) -
ラコールNF配合経腸用半固形剤の経口投与は用法外使用です。
安全性の検討なども行っていません。
特に、嚥下障害のある患者では誤嚥などのおそれもありますので経口投与しないようにしてください。【用法用量】通常、成人標準量として 1 日 1200 ~ 2000 g ( 1200 ~ 2000 kcal ) を胃瘻より胃内に1日数回に分けて投与する 1)。
1) ラコールNF配合経腸用半固形剤 電子添文 2022年4月改訂(第1版)
-
ラコールNF配合経腸用半固形剤の空腸瘻や経鼻胃管からの投与は用法外使用です。
また、経鼻法や空腸瘻に用いるチューブ径は胃瘻チューブと比較すると細いため、薬剤の通過性が悪く、詰まりの原因になります。
さらに、本剤を短時間で腸瘻から投与すると、腹部膨満感・下痢・腹痛などの消化器症状を引き起こしたり、ダンピング症状が現れたりするおそれもあります。
【用法及び用量】通常、成人標準量として1日1200~2000g (1200~2000kcal) を胃瘻より胃内に1日数回に分けて投与する 1)。
1) ラコールNF配合経腸用半固形剤 電子添文 2022年4月改訂(第1版)
-
ラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタおよび半固形剤吸引用コネクタ、半固形栄養剤用加圧バッグは、特定保険医療材料ではありませんので保険償還されません。
-
① 患者さん・ご家族にお渡しできる資料を、コーポレートサイト内の「患者さん・一般の皆様」向けのページ 1) に掲載しています。
○ 説明用資料
・ 在宅中心静脈栄養法 (HPN) の手引き
・ 静注用脂乳剤のご使用の手引き
・ 在宅経腸栄養法の手引き
・ はじめての半固形剤注入法の手びき
・ はじめようONS !○ 製品の使用方法
・ エルネオパ輸液の開通方法
・ ラコールNF配合経腸用液 400mLバッグの使用方法
・ ツインラインNF配合経腸用液の使用方法
・ ラコールNF配合経腸用半固形剤 注入方法のご紹介
(必要な器具と使用方法 説明書、動画など)※ 上記以外の資料も、掲載しています。(2023年2月現在)
② 医療スタッフ向けの資料は、医療関係者向け情報サイト2) に掲載しています。
-
ツインラインNF配合経腸用液、ラコールNF配合経腸用液、ラコールNF配合経腸用半固形剤、イノラス配合経腸用液の水分含量(%)と一袋あたりの水分含量(mL)は下記の通りです。
製品名 水分含量 一袋あたりの水分量含量
(ツインラインはA液B液混合液として)ツインラインNF配合経腸用液 約85% 約340mL/400mL ラコールNF配合経腸用液 約85% 約170mL/200mL
約340mL/400mLラコールNF配合経腸用半固形剤 約76% 約228mL/300g イノラス配合経腸用液 約75% 約93mL/125mL
約140mL/187.5mLツインラインNF配合経腸用液 電子添文 2022年4月改訂(第1版)
ラコールNF配合経腸用液 電子添文 2022年6月改訂(第1版)
ラコールNF配合経腸用半固形剤 電子添文 2022年4月改訂(第1版)
イノラス配合経腸用液 電子添文 2023年5月改訂(第2版) -
ラコールNF配合経腸用半固形剤は、製剤の特性上、外観からは内容成分の変質が判断しにくいため、開封後の保存は避けてください。
開封後は、微生物汚染及び直射日光を避け、できるだけ早めに使い切ってください1)。【参考】
内容成分の安定性は、25±2℃,60±5%RH,800±100㏓で12時間まで規格内であることを確認しています 2)。1) ラコールNF配合経腸用半固形剤 電子添文2022年4月改定(第1版)
2) ラコールNF配合経腸用半固形剤 インタビューフォーム2022年10月改訂(第6版) -
- ●医療機関で廃棄する場合
事業活動にて発生する廃棄物なので産業廃棄物として取り扱います。
廃棄方法の詳細は、産業廃棄物の回収業者にご確認ください。
●患者宅で廃棄する場合
容器はプラスチックとして、各自治体のルールに従い廃棄してください。
- ●医療機関で廃棄する場合
-
ラコールNF配合経腸用液、ツインラインNF配合経腸用液には食物繊維は含有されていません。
ラコールNF配合経腸用半固形剤には、栄養成分として食物繊維は含有されていません 。添加物として、粘稠剤のアルギン酸とカンテン末が配合されています1)。
イノラス配合経腸用液には、水溶性食物繊維の一種であるイヌリンが配合されています2) 。ただし、イヌリンは呈味改善を目的として配合しており、単独での効果(下痢や血糖値上昇の抑制など)は確認しておりません。1) ラコールNF配合経腸用半固形剤 電子添文 2022年4月改訂(第1版)
2) イノラス配合経腸用液 電子添文 2023年5月改訂(第2版) -
ISO 80369-3 タイプは、従来のJIS規格品と接続の向き(オスメス(凸凹)) が変更になっています。
経腸栄養製品の国際規格(ISO 80369-3)対応に伴い、ラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタ、半固形剤吸引用コネクタのISO 80369-3 タイプを販売しております。引き続き、従来のJIS規格品も継続供給いたします。
ISO 80369-3 タイプの製品は、従来のJIS規格品と接続できません。
ラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタ(ISO 80369-3 タイプ)は、ISO 80369-3 タイプのチューブと接続してください。
半固形剤吸引用コネクタ(ISO 80369-3 タイプ)は、ISO 80369-3 タイプのシリンジと接続してください。
ラコールNF配合経腸用液(400mLバッグ)のノズルは変更ありません。
【参考】
コネクタの誤接続による医療事故事例が国内外で報告されており、これまで経腸栄養ラインと輸液ラインが物理的に接続できないよう基準を改正する等の対応がなされてきました。近年、ベッドサイドで起こりうるコネクタの誤接続を防止するため、経腸栄養分野においても、誤接続防止による医療安全の向上や国際整合による製品の安定供給確保の観点から、国際規格の導入が検討されてきました。数年にわたる検討が続けられた結果、「相互接続防止コネクタに係る国際規格(ISO(IEC)80369シリーズ)の導入について」1)が発出され、誤接続防止コネクタの国内導入が決定されました。
1)平成29年10月4日付け 医政総発1004第1号、薬生薬審発1004第1号、薬生機審発1004第1号、薬生安発1004第1号通知
-
加温する際は、注入器を接続する前に、未開封のまま湯煎 ( 40 ℃ 以下 ) にて短時間で行ってください。高温で湯煎すると性状に変化が認められます1)。
湯煎(40℃以下)にて10分程度で人肌程度に温まります2)。
電子レンジで直接加温すると容器の破損が懸念されますのでお控えください。
1) ラコールNF配合経腸用半固形剤 電子添文 2022年4月改訂(第1版)
2) ラコールNF配合経腸用半固形剤インタビューフォーム2022年10月改訂(第6版) -
ラコールNF配合経腸用半固形剤の投与方法は、大きくは2種類あります。
1) ラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタを用いる方法
2) カテーテルチップシリンジを用いる方法
【新規格:ISO80369-3タイプ】
各注入方法については、以下のPDFおよび動画などをご覧ください。
①ラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタ(別売り)
●ISO80369-3対応半固形剤専用アダプタを用いた注入方法(動画)
●ISO80369-3対応半固形剤専用アダプタを用いた投与手順(PDF)
②カテーテルチップシリンジ(別売り)
●ISO対応半固形吸引用コネクタ、カテーテルチップシリンジを用いた注入方法(動画)
●ISO対応カテーテルチップシリンジを用いた注入方法(動画)
●ISO対応半固形吸引用コネクタ、カテーテルチップシリンジを用いた投与手順(PDF)
【旧規格(従来品:JIS規格)】各注入方法については、以下のPDFおよび動画等をご覧ください。
①ラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタ (別売り)
●アダプタを用いた注入方法(動画)
●アダプタを用いた投与の手順(PDF)②カテーテルチップシリンジ (別売り)
●半固形剤吸引用コネクタ、カテーテルチップシリンジを用いた注入方法(動画)
●カテーテルチップシリンジを用いた注入方法(動画)
●カテーテルチップシリンジを用いた投与の手順(PDF)【お知らせ】
新規格製品(ISO 80369-3タイプ)と旧規格製品のコネクタは太さや形状が異なるため、両製品を相互に接続することはできません。【警告】
ラコールNF配合経腸用半固形剤専用アダプタ(旧規格) 電子添文 2023年2月改訂(第2版)より抜粋
〈使用方法〉
本品は、ISO 80369-3 に適合した製品(新規格製品)の使用が困難であると医師が判断した場合に、以下の1.~4.に全て対応したうえで使用すること。[他領域のコネクタとの誤接続等の不慮のリスクがある。]1. 旧規格製品を使用することについて、その目的に見合った医学的理由があると医師が判断すること。
2. 本品における誤接続のリスクや例外的な使用をすることに伴う不利益(例:緊急入院先で新規格製品が導入されている場合)を被る可能性があることをとともに医師が患者に説明した上で、その使用について患者の同意を得ること。
3. 本品を使用することについて、医療従事者等の本品の使用に携わる関係者で情報共有し、十分なモニタリング体制を敷くこと。
4. 1.~3.に関する記録を行うこと。 -
ラコールNF配合経腸用半固形剤とは別売りしている製品です。ラコールNF配合経腸用半固形剤に付属はしておりません。
弊社から医療機関に直接販売はしておりませんので、医薬系代理店に発注ください。
-
直接ラコールNF配合経腸用半固形剤に水を混ぜないでください。
本剤の粘度が下がり、製剤特性が損なわれます。
-
ラコールNF配合経腸用半固形剤の比重(1.075~1.090)から体積を換算すると、約275~279mLです。
300÷1.075=279mL
300÷1.090=275mL