Gel immersion endoscopy

GIEGel immersion endoscopy

監修 自治医科大学 内科学講座 消化器内科学部門
教授 矢野 智則 先生

Gel immersion endoscopy

透明なGelによる視野確保

出血などの視野不良時に注水しても、すぐに血液と混じってしまい視野確保が困難になるケースがある。
透明なGelを注入すれば水や血液とすぐには混じり合わず、血液や凝血塊等を押しのけて透明な空間を作り出すことができる。
この方法は、自治医科大学 消化器内科 矢野智則医師によって考案され、Gel immersion endoscopyと命名された。

内視鏡視野を確保するための新しい方法~ Gel immersion endoscopy ~ 

GIE実践のポイント、留意点(コツ)

機器の準備

鉗子口径3.2mmのスコープにBioShield irrigatorを組み合わせる

先端アタッチメント(ロングフード)を装着する

DBEの先端バルーンがあれば逆流を防止できる

注入のコツ

余分なガスを吸引してから注入する

管腔中央ではなく壁の近くで、充分量(100~150g)を注入する

注入後の注意点

泡立てない。送気しない。消泡剤は使用しない

止血できるまで吸引しない

処置具は急に抜去せず、追加注入で相殺しつつ、ゆっくり抜去する

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