タムガイドレポート

REPORTS

タムガイドに関する情報を掲載しております。

  • Vol.09
    タムガイド®の使用と、その画像保管の有用性

    独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO) 徳山中央病院 消化器内科 沖田 幸祐

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    当院では、栄養剤や内服薬の注入および、胃排液や除圧などの目的で経鼻胃管(以下、チューブ)を使用している。
    チューブ先端の誤留置による合併症を避けるため、X線撮影を用いた位置確認を標準化しているが、隔離病棟入院患者への対応は、即応体制の充実やマンパワーも含めた医療資源の投入に限界がある。特にX線撮影はフレキシブルな運用に課題を抱えるのも事実である。

    「タムガイド®」を活用したチューブ留置はこれまでの報告を基に隔離病棟入院患者への対処を想定すると十分な利用価値があると考える。また、チューブ留置位置の画像を撮影、保管することは、複数人でチューブ挿入状況をリアルタイムに把握でき、位置確認や留置位置を判定する根拠性を高め、さらに電子カルテとの連携など、今後の医療DXへの展開にも幅が広がる。このような利活用を実証するため、
    隔離病棟にてタムガイドを使用した。

  • Vol.08
    小児における胃管先端位置確認のためのタムガイド®の使用経験

    筑波大学医学医療系小児外科教授 増本 幸二
    筑波大学医学医療系小児外科病院助教(副医局長) 佐々木 理人

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    経鼻胃管(以下、チューブ)の先端が適切に胃内に位置していることを確認するための一般的な方法には、単純X線検査、胃内容物吸引によるpH測定、気泡音の聴診などの方法がある。しかし、これらの方法には放射線被曝や正確性への懸念など限界があるのも事実である。小児科領域の疾患は解剖学的構造で消化管の位置が正常と比べ特殊な場合やその他の病態の要因もあり、胃内のチューブ先端の確認方法は単純X線検査が従来より選択されてきた。しかし、放射線被曝を可能な限り抑えることも目指したい。

    そこで、我々はこれら従来法を補完する1つの手段として、生体透過光(以下、赤色光)を利用したチューブ先端位置確認システム「タムガイド®」に着目した。体外から視認できる赤色光の特徴を考慮すると特別な臨床背景のある小児科領域での活用は限界があると想定できるものの、タムガイドの有用性を検証することも重要である。また、ランニングコストに関しても従来のチューブ位置確認方法との際の考察を行うこともタムガイドを選択する上で参考となる。このようなことからタムガイドの使用に至った。

  • Vol.07
    脳神経外科領域の経鼻胃管挿入におけるタムガイド®の使用意義と今後の課題

    東邦大学医療センター大橋病院 脳神経外科 院内講師 藤田 聡

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    経鼻胃管(以下、チューブ)の誤挿入に続く栄養剤などの投与は、重篤な肺炎や窒息などの事態につながり、死に至ることもある。「チューブの誤挿入リスク要因」を分析することは重要であり、同時に「誤挿入を的確に捉え、対処する」ことが重大な医療事故を未然に防ぐ策となる。つまり、安全なチューブの挿入手技、チューブ先端の位置確認の徹底が求められる。

    脳卒中、脳腫瘍、頭部外傷、脳血管奇形など、日常診療で遭遇する疾患は患者の基礎疾患なども加わり、病態が長期に渡り複雑化することも少なくない。当科では下記の病態を鑑み、チューブ挿入時の位置確認には、挿入手技中に先端位置が確認できることをポイントとして捉え、医療安全管理部門と相談の上、「タムガイド®」を活用することとした。

  • Vol.06
    小児外科領域におけるタムガイド®の臨床研究と赤色光の見え方

    関西医科大学 小児科科学講座 主任教授 土井 崇

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    関西医科大学小児外科では経鼻胃管(以下、チューブ)挿入時の留置位置の確認にX線撮影を行っているが、放射線被曝を伴う。「タムガイド®」はファイバー先端の赤色光を胃壁の体表側から視認できるため、X線撮影を極力行うことなく、チューブの留置位置が確認できると期待し採用した。現在、タムガイドの使用経験は小児外科領域だけでなく、全国的にも乏しいことから、有用性を把握するため、院内の所定の手続きを経て臨床研究を行った。

    その結果、赤色光によるチューブの胃内位置確認の感度は100%に近く、その有用性はX線検査を参考基準としても同等であると考えられた。赤色光の主な利点は、非侵襲性であることと、診断までの時間短縮である。タムガイドの感度はほぼ100%であり、その有用性はX線検査と同程度であると評価でき、放射線による被曝リスクやスタッフの業務負担を軽減できる可能性に期待が持てる。

  • Vol.05
    経鼻胃管挿入手技の流れを「プロセスフローチャート」で"見える化"とタムガイド®の適切な運用を目指す

    日本歯科大学新潟病院 耳鼻咽喉科学 教授 佐藤 雄一郎

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    日本歯科大学新潟病院耳鼻咽喉科学では、頸部や咽頭部のがん切除術後の患者に経鼻経腸栄養を実施している。術後約2週間は患者に経鼻胃管が挿入されることになるため、チューブ挿入時の安全確保は重要なリスクマネジメントと考えている。そこで、「タムガイドR」を用いた経鼻胃管挿入時の手順の標準化としてプロセスフローチャートを作成した。また、プロセスフローチャートのピットフォール対策として、頸部の赤色光の光り方に着目したので、その概要を紹介する。

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