Vol.07
脳神経外科領域の経鼻胃管挿入におけるタムガイド®の使用意義と今後の課題
東邦大学医療センター大橋病院 脳神経外科 院内講師 藤田 聡
経鼻胃管(以下、チューブ)の誤挿入に続く栄養剤などの投与は、重篤な肺炎や窒息などの事態につながり、死に至ることもある。「チューブの誤挿入リスク要因」を分析することは重要であり、同時に「誤挿入を的確に捉え、対処する」ことが重大な医療事故を未然に防ぐ策となる。つまり、安全なチューブの挿入手技、チューブ先端の位置確認の徹底が求められる。
脳卒中、脳腫瘍、頭部外傷、脳血管奇形など、日常診療で遭遇する疾患は患者の基礎疾患なども加わり、病態が長期に渡り複雑化することも少なくない。当科では下記の病態を鑑み、チューブ挿入時の位置確認には、挿入手技中に先端位置が確認できることをポイントとして捉え、医療安全管理部門と相談の上、「タムガイド®」を活用することとした。



