Vol.12
新生児におけるチューブ先端位置確認のためのタムガイド®の使用経験
国立成育医療研究センター 看護部 平野 里佳
国立成育医療研究センター 新生児科 診療部長 諌山 哲哉
チューブは、先端が誤った位置に留置されて栄養剤が投与された場合、生命に危険を及ぼす合併症を引き起こすチューブは、先端が誤った位置に留置されて栄養剤が投与された場合、生命に危険を及ぼす合併症を引き起こす リスクが指摘されている1)。そのためチューブ留置の際は、X線撮影、胃液の吸引や吸引液のpH確認、気泡音の聴取等 様々な方法で先端位置の確認を行っているが、誤挿入リスクは依然として残されている。また当院ではチューブ留置後 は必ずしもX線撮影を行っていない。これらの背景もあり、当院NICUでは「チューブの誤挿入による事故の低減」、 「患児の被曝の最小化」を目的として「タムガイド®」を導入した。今回、極低出生体重児にタムガイドを使用した際に、 予測挿入長までチューブを挿入したものの体表で赤色光が確認できなかった症例を2例経験したため、その理由を推察するとともに、タムガイドを安全に使用する方法と導入後の運用面について言及する。
1)日本医療安全調査機構: 医療事故の再発防止に向けた提言第6号https://www.medsafe.or.jp/uploads/uploads/files/teigen-06.pdf(2026年5月現在)



