Vol.09
タムガイド®の使用と、その画像保管の有用性
独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO) 徳山中央病院 消化器内科 沖田 幸祐
当院では、栄養剤や内服薬の注入および、胃排液や除圧などの目的で経鼻胃管(以下、チューブ)を使用している。
チューブ先端の誤留置による合併症を避けるため、X線撮影を用いた位置確認を標準化しているが、隔離病棟入院患者への対応は、即応体制の充実やマンパワーも含めた医療資源の投入に限界がある。特にX線撮影はフレキシブルな運用に課題を抱えるのも事実である。
「タムガイド®」を活用したチューブ留置はこれまでの報告を基に隔離病棟入院患者への対処を想定すると十分な利用価値があると考える。また、チューブ留置位置の画像を撮影、保管することは、複数人でチューブ挿入状況をリアルタイムに把握でき、位置確認や留置位置を判定する根拠性を高め、さらに電子カルテとの連携など、今後の医療DXへの展開にも幅が広がる。このような利活用を実証するため、
隔離病棟にてタムガイドを使用した。



