代表世話人 ご挨拶

第18回 食道・胃外科フォーラム開催にあたって

代表世話人
北川 雄光
(慶應義塾大学医学部 外科学)

北川 雄光

 この度、2024年2月3日(土)、第18回食道・胃外科フォーラムを開催いたします。今回もオンラインで視聴できる特設サイトを開設いたしました。
 上部消化管の専門医に広くご参加いただいております食道・胃外科フォーラムの特徴は、「臨床栄養の話題」と「食道・胃の最新治療に関するトピックス」の両方を勉強できることです。周術期管理を考える上で、この両方のテーマを学ぶことは非常に大切だと考えています。
 第18回を企画するにあたり、最近、話題となっているトピックスは勿論のこと、前回参加いただいた先生方からのアンケートをもとに、幹事会で検討いただき、プログラムを作成いたしました。臨床栄養セッションでは「周術期の栄養管理」をテーマとして、中長期的QOLを考慮した周術期管理や集学的治療にシンバイオティクスを取り入れた話題を取り上げました。トピックスでは、Upper GI Oncology Summit 2023の話題、食道・胃セッションでは「食道・胃癌の最新治療」をテーマとして、低侵襲手術、ロボット支援手術の最前線、さらにロボット支援下手術における再建法等、豊富な話題をご準備しております。
 本フォーラムを通じて、学ばれた知識、あるいはスキルを、日常診療にお役立ていただければ幸いです。どうか奮ってご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。

バーチャル輸液ライブラリー オラネジン エネフリード 輸液マイスター 大塚製薬工場 タムガイド Gel immersion endoscopy

会員サイト人気コンテンツ

輸液栄養管理の時間軸から考えるVAD血管内留置
デバイスの選択について

医療法人社団明生会
イムス札幌消化器中央総合病院 
消化器内科 VADセンター長
岸 宗佑 先生

岸 宗佑 先生

医療の現場においてVAD(Vascular Access Device)血管内留置デバイスは、様々な場面で使用されています。治療と並行し、安全な静脈栄養の実施と適切な栄養管理を行うための『輸液栄養管理の時間軸』から考えた適切なVAD血管内留置デバイスの選択についてお話いただいてます。

フレイル・サルコペニアの予防対策
ー栄養の視点を中心としてー

桜美林大学老年学総合研究所
所長/
大学院教授
国立長寿医療研究センター
総長特任補佐
鈴木 隆雄 先生

鈴木 隆雄 先生

超高齢社会において、フレイルおよびサルコペニアの予防対策が重要な課題となっています。その予防対策について栄養の視点からお話いただくとともに、入院に伴うフレイルの顕在化や入院関連機能障害(HAD)の出現についてもお話いただいています。

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