トップ > 会社情報 > 大塚製薬工場の100年

大塚製薬工場の100年

大塚グループ、そしてその発祥会社である大塚製薬工場は、2021年9月に創立100周年を迎えました。これまでご支援くださった方々に深く感謝申し上げますとともに、新たな100年に向けて、患者さんや医療従事者をはじめとする皆さまに、より一層貢献できる価値ある企業を目指し、歩みを進めてまいります。

年表で見る100年
1921
1921

1921

大塚武三郎、大塚製薬工業部を創立

1946

化学原料メーカーから医薬品メーカーへ

詳しくみる
1946

1946

各種注射液などの医薬品製造を開始

1951

1951

ガラスバイアル入り輸液の発売

1953

1953

大塚グル―プ初のOTC医薬品(一般用医薬品)「オロナイン軟膏」発売

1968

1968

日本初となるプラスチックボトル入り輸液を製造開始

1973

輸液事業を世界に展開

詳しくみる
1974

1974

二糖類・糖質補給剤「マルトス輸液10%」発売

1974

進化を遂げる大塚の臨床栄養製品

~糖液から末梢静脈栄養輸液の開発へ~

詳しくみる
1977

1977

上部をねじり開封するツイストオフタイプのプラスチックアンプル入り注射剤を発売

1977

革新的な容器開発

詳しくみる
1982

1982

ブドウ糖加アミノ酸注射液「プラスアミノ輸液」発売

1984

1984

薬剤溶解用生食注、蒸留水として、100mLピギーボトルを発売

1986

1986

高カロリー輸液用 糖(GFX)・電解質液「トリパレン1号・2号輸液」発売

1986

進化を遂げる大塚の臨床栄養製品

~中心静脈栄養輸液・経腸栄養剤の開発~

詳しくみる
1988

1988

総合アミノ酸製剤(10%)「アミパレン輸液」発売

1994

1994

高カロリー輸液用 アミノ酸・糖・電解質液「アミノトリパ1号・2号輸液」発売

1996

1996

糖・電解質・アミノ酸液「アミノフリード輸液」発売

1999

1999

半消化態経腸栄養剤「ラコール配合経腸用液」発売

2001

2001

世界保健機関(WHO)の提唱する経口補水療法の考え方に基づいた経口補水イオン飲料「オーエスワン」発売

2001

さまざまな領域に広がる製品開発

詳しくみる
2004

2004

高カロリー輸液用 糖・電解質・アミノ酸・総合ビタミン液「ネオパレン1号・2号輸液」発売

2006

2006

ビタミンB₁・糖・電解質・アミノ酸液 「ビーフリード輸液」発売

生理食塩液「生食注シリンジ『オーツカ』」発売

2009

2009

高カロリー輸液用 糖・電解質・アミノ酸・総合ビタミン・微量元素液「エルネオパ1号・2号輸液」発売

2015

2015

外皮用殺菌消毒剤「オラネジン消毒液1.5%」「オラネジン液1.5%消毒用アプリケータ」発売

2019

2019

経腸栄養剤(経口・経管両用)「イノラス配合経腸用液」発売

2020

2020

アミノ酸・糖・電解質・脂肪・水溶性ビタミン液「エネフリード輸液」発売

トピックスで見る100年

化学原料メーカーから医薬品メーカーへ

大塚グループは、創業者の大塚武三郎(1891~1970年)が1921年、徳島県鳴門市に大塚製薬工業部を創立したことから始まります。当時は塩田の残渣(にがり)から局方炭酸マグネシウムをつくる化学原料メーカーでした。

大塚記念館(最初の事務所兼研究室)

1946年に各種注射液の製造を開始し、医薬品分野に参入、1951年にはガラスバイアル入りの輸液を発売しました。その後、輸液の需要拡大にともない、さまざまな輸液を開発、特に1968年には日本初のプラスチック容器の輸液製剤を発売し、輸液業界での地位を築きました。

1946

輸液事業開始当時と同タイプの点滴注射液
(写真は1948 ~ 1950年代の製品)

1951

ガラスバイアル入りの輸液

1968

日本初のプラスチック容器の輸液製剤

臨床栄養領域以外にも大塚製薬工場はさまざまな製品開発を行ってきました。1953年には大塚グループとして初のOTC医薬品(一般用医薬品)「オロナイン軟膏」を発売しました

オロナインヒストリー(オロナインブランドサイトへ遷移します)

1953

オロナイン軟膏

浪花千栄子さんのホーロー看板

・原則として発売当時の製品写真を掲載しています。
・医療用医薬品などは製品名ではなくブランド名で掲載しています。