トップ > CSR・環境活動 > 地球環境の保全のために > 気候変動への対応

気候変動への対応

当社は事業活動由来の温室効果ガスおよび消費エネルギーの削減、エネルギー利用効率の向上のほか、環境負荷の少ないエネルギーへの転換や再生可能エネルギーの利用促進を通じて、気候変動の緩和に取り組み、持続可能な社会の構築に貢献します。

目標と実績

目標(2023年):CO2排出量を2017年度比で13%削減

2019年のCO2排出量77千t-CO2は前年比で15%の削減(基準年2017年比で16%削減)となりました。主な削減理由は、CO2フリー電力の導入や、一層の省エネ活動に取り組んだためです。

CO2排出量(エネルギー起源)
  1. ※1 スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
  2. ※2 スコープ2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
  3. ※3 スコープ3:スコープ1、スコープ2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)

各年度の排出係数による実際のCO2排出量

CO2排出量(エネルギー起源)
エネルギー使用量(原油換算)

バリューチェーンのCO2排出量算定(2019年)

2019年のバリューチェーン全体の温室効果ガス排出量

サプライチェーン※4全体の環境負荷を評価するため企業活動による排出(スコープ1、2)に加えサプライヤーや顧客などの活動による排出(スコープ3)を含んだバリューチェーン※5全体の温室効果ガス排出量を算定しています。

  1. ※4  サプライチェーン:原材料の調達から製品が顧客に届くまでの一連の流れ
  2. ※5  バリューチェーン:価値に注目して見た、原材料の調達から製品が顧客に届くまでの一連の流れ

CO2フリー電力の導入

大塚グループ でCO2フリー電力を採用、年間 CO2排出量の約 9%を削減

大塚グループでは、当社の鳴門本社、松茂工場を含む徳島県の工場や研究所および静岡県の工場などを対象に、再生可能エネルギーによって発電された電力が供給される CO2 フリー電力を2019年7月から導入しました。 これにより、大塚グループでの年間CO2排出量の約9%にあたる年間 78,000 t規模(約 24,000 世帯の年間排出量に相当※6)の CO2 排出量を削減できる 見込みです。

  1. ※6 平成 29 年環境省 家庭部門の CO₂排出実態統計調査より

製造におけるCO2削減の取り組み

釧路工場、CO2排出量削減に寄与する自家消費型太陽光発電設備導入

2020年9月、当社の釧路工場にCO2排出量削減に寄与する自家消費型太陽光発電設備※7を導入しました。釧路工場の同設備は、敷地内に設置したソーラーパネルにより発電する電力を、医療用医薬品である輸液の製造などに使用するものです。太陽光による再生可能エネルギーを活用することにより年間発電量は約3,300MWhとなり、釧路工場の年間排出量の約10%に相当する約2,100tのCO2排出量を削減できます(2017年比)。本設備は大塚グループでは国内初のメガソーラー※8の導入となります。

  1. ※7 自家消費型太陽光発電:太陽光発電による電力を売電ではなく自家消費するシステム。
  2. ※8 メガソーラー:太陽光発電において出力が1MW(1000kW)を超える大規模システムの設備を指す。

5万平方メートル近い敷地に設置された太陽光パネル

富山工場、CO2 排出量削減および医薬品の安定供給に寄与するコージェネレーションシステム設備導入

コージェネレーションシステムは、天然ガスを燃料として発電し、その際に生じる廃熱を蒸気や温水に利用する設備です。 2020年2月には松茂工場に続き富山工場へ導入しました。これによって、エネルギー利用効率の大幅な向上が見込め、富山工場のCO2年間排出量を約1,800t削減することができます。これは富山工場の年間排出量の約17%に相当します。本設備は、地震等の耐災害性にも優れており、停電時には自家発電により医薬品の生産継続が可能となる、 BCP※9対応の設備です。

  1. ※9 BCP(Business Continuity Plan):事業継続計画

富山工場に導入されたコージェネレーションシステム設備

物流におけるCO2削減の取り組み

製品をお届けする物流段階でもCO2は発生します。当社製品の物流を担う会社である大塚倉庫と協力して、物流におけるCO2排出量を削減するため、輸送手段を車両から船舶や鉄道に転換するモーダルシフトに取り組んでいます。

2010年度には、当社の鳴門工場および松茂工場と大塚倉庫が、海上輸送を通じて環境対策に貢献する企業に対し認定される「エコシップマーク認定制度」において「『エコシップマーク』認定事業者」に認定されました。

CO2排出量(物流)

営業活動におけるCO2削減の取り組み

業務に使用する社用車において、低燃費、低排出ガスのエコカーへの切り替えを積極的に進めています。

主に営業部門で使用しているリース車については、新規・更新時は可能な限りハイブリット車にしており、2019年にはリース車におけるハイブリッド導入率が88%となり、過去最高の導入率となりました。

また、リース車にはドライブレコーダーの導入を行い、エコドライブ教育を強化するとともに、環境だけでなく安全にも配慮した運転を啓発しています。

ハイブリッド車導入率の推移(リース車)

クールビズ、ウオームビズの推進

環境省では、2005年より冷房時の室温を28℃にしてもオフィスで快適に過ごせる「クールビズ(COOL BIZ)」、暖房時の室温20℃で心地良く過ごすことのできるライフスタイル「ウオームビズ(WARM BIZ)」を推進しています。

当社も全国すべてのオフィスで、クールビズ、ウオームビズ啓発用ポスターを掲示するなど、従業員に積極的に啓発を行い、全社一丸となって節電に取り組んでいます。