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気候変動への対応

当社は事業活動由来の温室効果ガスおよび消費エネルギーの削減、エネルギー利用効率の向上のほか、環境負荷の少ないエネルギーへの転換や再生可能エネルギーの利用促進を通じて、気候変動の緩和に取り組み、持続可能な社会の構築に貢献します。

目標と実績

目標(2023年):CO2排出量を2017年度比で13%削減

2020年のCO2排出量52千tは前年比で32%(基準年2017年比で44%)の削減となりました。
主な削減理由は、CO2フリー電力に加え自家消費型太陽光設備の導入、コージェネレーションシステムを活用したエネルギー利用の最適化や省エネ活動へ取り組んだためです。

CO2排出量(エネルギー起源)
  1. ※1 スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
  2. ※2 スコープ2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
  3. ※3 スコープ3:スコープ1、スコープ2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)

各年度の排出係数による実際のCO2排出量

CO2排出量(エネルギー起源)
エネルギー使用量(原油換算)

バリューチェーンのCO2排出量算定(2020年)

2020年のバリューチェーン全体の温室効果ガス排出量

サプライチェーン※4全体の環境負荷を評価するため企業活動による排出(スコープ1、2)に加えサプライヤーや顧客などの活動による排出(スコープ3)を含んだバリューチェーン※5全体の温室効果ガス排出量を算定しています。

  1. ※4  サプライチェーン:原材料の調達から製品が顧客に届くまでの一連の流れ
  2. ※5  バリューチェーン:価値に注目して見た、原材料の調達から製品が顧客に届くまでの一連の流れ

全工場にてCO2フリー電力を採用

CO2フリー電力を採用し、年間CO₂排出量の約69%を削減

当社では、再生可能エネルギーによって発電された電力が供給される 実質 CO2 フリー電力を2019年7月に鳴門本社と松茂工場、2020年7月に釧路工場、2021年5月に富山工場へ導入し、全工場で導入完了しました。
これにより、年間約35,600t(当社全体の69%)の CO2 排出量を削減できる見込みです。

製造におけるCO2削減の取り組み

釧路工場、CO2排出量削減に寄与する自家消費型太陽光発電設備導入

2020年9月、当社の釧路工場にCO2排出量削減に寄与する自家消費型太陽光発電設備※7を導入しました。釧路工場の同設備は、敷地内に設置したソーラーパネルにより発電する電力を、医療用医薬品である輸液の製造などに使用するものです。太陽光による再生可能エネルギーを活用することにより年間発電量は約3,300MWhとなり、釧路工場の年間排出量の約10%に相当する約2,100tのCO2排出量を削減できます(2017年比)。本設備は大塚グループでは国内初のメガソーラー※8の導入となります。

  1. ※7 自家消費型太陽光発電:太陽光発電による電力を売電ではなく自家消費するシステム。
  2. ※8 メガソーラー:太陽光発電において出力が1MW(1000kW)を超える大規模システムの設備を指す。

5万平方メートル近い敷地に設置された太陽光パネル

富山工場、CO2 排出量削減および医薬品の安定供給に寄与するコージェネレーションシステム設備導入

コージェネレーションシステムは、天然ガスを燃料として発電し、その際に生じる廃熱を蒸気や温水に利用する設備です。 2020年2月には松茂工場に続き富山工場へ導入しました。これによって、エネルギー利用効率の大幅な向上が見込め、富山工場のCO2年間排出量を約1,800t削減することができます。これは富山工場の年間排出量の約17%に相当します。本設備は、地震等の耐災害性にも優れており、停電時には自家発電により医薬品の生産継続が可能となる、 BCP※9対応の設備です。

  1. ※9 BCP(Business Continuity Plan):事業継続計画

富山工場に導入されたコージェネレーションシステム設備

物流におけるCO2削減の取り組み

製品をお届けする物流段階でもCO2は発生します。当社製品の物流を担う会社である大塚倉庫と協力して、物流におけるCO2排出量を削減するため、輸送手段を車両から船舶や鉄道に転換するモーダルシフトに取り組んでいます。

2010年度には、当社の鳴門工場および松茂工場と大塚倉庫が、海上輸送を通じて環境対策に貢献する企業に対し認定される「エコシップマーク認定制度」において「『エコシップマーク』認定事業者」に認定されました。

CO2排出量(物流)

営業・オフィス等におけるCO2削減の取り組み

2020年より、支店・出張所を含むオフィス部門にて、年間電力量分のグリーン電力を活用することによりCO2削減に貢献しています。
これにより、年間約800t(当社全体の1.5%)の CO₂ 排出量を削減できる見込みです。
業務に使用する社用車の、低燃費、低排出ガスのエコカーへの切り替えを積極的に進めています。
主に営業部門で使用しているリース車については、新規・更新時は可能な限りハイブリット車にしており、2019年にはリース車におけるハイブリッド導入率が88%となり、過去最高の導入率となりました。
また、リース車にはドライブレコーダーの導入を行い、エコドライブ教育を強化するとともに、環境だけでなく安全にも配慮した運転を啓発しています。

ハイブリッド車導入率の推移(リース車)

クールビズ、ウオームビズの推進

環境省では、2005年より冷房時の室温を28℃にしてもオフィスで快適に過ごせる「クールビズ(COOL BIZ)」、暖房時の室温20℃で心地良く過ごすことのできるライフスタイル「ウオームビズ(WARM BIZ)」を推進しています。

当社も全国すべてのオフィスで、クールビズ、ウオームビズ啓発用ポスターを掲示するなど、従業員に積極的に啓発を行い、全社一丸となって節電に取り組んでいます。