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トップメッセージ

臨床栄養領域における患者さんや医療従事者のベストパートナーを目指す

昨年からの新型コロナウイルス感染症の世界的流行により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、罹患された方々、ご家族、関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、医療関係者をはじめ、感染拡大防止に日々ご尽力されている方々に深く感謝申し上げます。

この未曾有のパンデミックは、社会、経済、そして私たちの生活様式に大きな変化をもたらしました。この環境変化においても、私たちは患者さんや医療従事者の皆さまに寄り添い、医薬品の安定供給はもとより、Web やデジタルを活用した新たな情報提供体制の改革などにも真摯に取り組み、引き続き医療への貢献を果たしてまいります。

私たちの企業理念と経営ビジョン

大塚グループは、“Otsuka-people creating new products for better health worldwide”という企業理念のもと、革新的で創造性に富んだ医薬品や機能性飲料・食品などの幅広い製品を通じて、世界の人々の健康への貢献に取り組んでいます。その大塚グループのなかで当社は、“The Best Partner in Clinical Nutrition”(臨床栄養領域における患者さんや医療従事者のベストパートナーを目指す)を経営ビジョンとし、患者さんやそのご家族、それを支える医療従事者などのステークホルダーの信頼にお応えすべく、事業活動を行っています。

創業時から受け継ぐ、品質第一の精神

1921年に創立された「大塚製薬工業部」を前身とする当社は、大塚グループ発祥の会社として、70年以上にわたり輸液事業に取り組み、輸液のリーディングカンパニーとして、日本の輸液開発をけん引してきました。「品質は工場の生命にして包装も亦(また)品質なり買う身になりて造れ売れ」。品質最優先を唱えた創業者・大塚武三郎のものづくりの精神を胸に、高い使命感を持ち、今後も安全で高品質な製品を、患者さんや医療従事者の皆さまに安定してお届けいたします。

予防から病院医療、リハビリ、そして在宅医療・介護に貢献する製品の創出

研究開発においては、臨床栄養領域はもとより、手術周辺領域、再生医療領域のアンメットメディカルニーズ(いまだに有効な治療方法がない医療ニーズ)に対応する医薬品や医療機器等の開発を進めており、常に患者さんの視点に立った、既成概念にとらわれない革新的な製品開発に取り組んでいます。経口補水液オーエスワンをはじめとするメディカルフーズ分野でも、医療や介護の場で高まるニーズにお応えすべく、積極的に研究開発を進めています。
一方、受託事業にも注力し、輸液事業で培った輸液周辺技術を生かした製品の提案と、高品質で効率的な生産システムの提供を通じて、ビジネスパートナーとの信頼関係を構築することにより、新製品の獲得および新技術の確立による成長を目指します。
このように、私たちは、新製品、新技術の開発により、予防から病院医療、リハビリ、そして在宅医療・介護にわたる製品ラインアップときめ細やかな情報伝達を通じて、医療に貢献してまいります。

人々の健康と栄養管理に貢献する製品を、世界へ

日本国内にとどまらず、アジアを中心に世界へ広がる大塚の輸液。日本の輸液のリーディングカンパニーである当社は、大塚グループの海外輸液事業会社のマネジメントにも深く携わっています。今後は、インドネシアやエジプトにおいて高いシェアを誇る基礎輸液のみならず、栄養輸液や経腸栄養剤など、広く臨床栄養に貢献できる製品展開をより一層推進していきたいと考えています。そして、それ以外の分野の医薬品や医療機器、メディカルフーズをお届けすることにも継続して挑戦していきます。

これからも価値ある企業であり続けるために、新たな100年に向けて

今年は、大塚グループ、大塚製薬工場にとって節目の年であり、1921年9月に大塚製薬工業部として創業してから100周年になります。創業者である大塚武三郎氏の「流汗悟道」、二代目大塚正士氏の「実証主義」、三代目大塚明彦氏の「創造性」といった、さまざまな先人の教えを改めて胸に刻み、継承していくとともに、新たな100年に向けて、「大塚らしさ」を保ちつつ、次の目標に向かってスタートする年でもあると考えております。これからも、輸液のリーディングカンパニーとして安全で高品質な製品を安定的にお届けする努力を続け、革新的な製品を開発し供給してまいります。
事業活動を通じ世界の人々の健康に寄与するのみならず、地球にやさしい環境経営を一層強化し、国連が推奨する持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献する価値ある企業であり続けられるよう、全社一丸となって活動してまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

※私たちは、医学的・栄養学的根拠を基に開発した医療の場で役立つ食品を「メディカルフーズ」と呼んでいます。

代表取締役社長 小笠原 信一