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トップメッセージ

臨床栄養領域における患者さんや医療従事者のベストパートナーを目指す

私たちの企業理念と経営ビジョン

大塚グループは、“Otsuka-people creating new products for better health worldwide”という企業理念のもと、革新的で創造性に富んだ医薬品や機能性飲料・食品などの幅広い製品を通じて、世界の人々の健康への貢献に取り組んでいます。その大塚グループのなかで当社は、“The Best Partner in Clinical Nutrition”(臨床栄養領域における患者さんや医療従事者のベストパートナーを目指す)を経営ビジョンとし、患者さんやそのご家族、それを支える医療従事者を含むステークホルダーの皆さまの課題を解決するための製品やサービスといったソリューションの提供を図ることで、世界の人々の健康に貢献していきます。

創業時から受け継ぐ、品質第一の精神

当社は、大塚グループ発祥の会社として、75年以上にわたり輸液事業に取り組み、輸液のリーディングカンパニーとして、日本の輸液開発をけん引してきました。現在は、輸液はもとより、医療現場などの課題解決に貢献するさまざまな製品を提供しています。「品質は工場の生命にして包装も亦(また)品質なり買う身になりて造れ賣(売)れ」。品質最優先を唱えた創業者・大塚武三郎のものづくりの精神を胸に、高い使命感を持ち、今後も安全で高品質な製品を、患者さんや医療従事者の皆さまに安定してお届けいたします。

予防から病院医療、リハビリ、そして在宅医療・介護に貢献するソリューションの創出

研究開発においては、臨床栄養領域に加え、手術周辺領域、再生医療領域のアンメットメディカルニーズ(いまだに有効な治療方法がない医療ニーズ)に対応する医薬品や医療機器、デジタルサービス等の開発を進めており、常に患者さんの視点に立った、既成概念にとらわれない革新的な製品開発に取り組んでいます。経口補水液オーエスワンをはじめとするメディカルフーズ分野でも、医療や介護の場で高まるニーズにお応えすべく、積極的に研究開発を進めています。一方、受託事業にも注力し、当社の強みである輸液事業で培った輸液周辺技術を生かした製品の提案と、高品質で効率的な生産システムの提供を行っています。このように、私たちは、新製品、新技術の開発により、予防から病院医療、リハビリ、そして在宅医療・介護にわたる製品ラインアップときめ細やかな情報伝達を通じて、医療に貢献してまいります。

人々の健康と栄養管理に貢献するソリューションを、世界へ

大塚グループの輸液は日本国内にとどまらず、アジアを中心に展開しています。日本の輸液のリーディングカンパニーである当社は、大塚グループの海外輸液事業会社のマネジメントにも深く携わっています。今後は、基礎輸液のみならず、栄養輸液や経腸栄養剤など、臨床栄養に貢献できる製品展開をグローバルに推進していきたいと考えています。また、医薬品や医療機器、メディカルフーズを世界の人々にお届けすることにも継続して挑戦していきます。

これからも価値ある企業であり続けるために

創業者である大塚武三郎氏の「流汗悟道」、二代目・大塚正士氏の「実証」、三代目・大塚明彦氏の「創造性」といった教えを継承し、これからも、安全で高品質な製品を安定的にお届けする努力を続け、革新的な製品を開発し供給してまいります。事業活動を通じ世界の人々の健康に寄与するのみならず、地球にやさしい環境経営を一層強化し、国連が推奨する持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献する価値ある企業であり続けられるよう、全社一丸となって活動してまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

※私たちは、医学的・栄養学的根拠を基に開発した医療の場で役立つ食品を 「メディカルフーズ」と呼んでいます。

代表取締役社長 高木 修一