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地域に愛される企業を目指して

大塚国際美術館

大塚グループは1998年に創立75周年記念事業として設立した大塚国際美術館を通じて、地域の芸術・文化振興に努めています。約4㎞におよぶ鑑賞ルートには、西洋の古代壁画から現代絵画まで、原画を忠実に再現した1,000点余りの陶板名画を展示し、日本に居ながらにして世界26カ国の美術館巡りが体験できます。また開館20周年記念事業の一環として、2018年3月21日から陶板で原寸大に再現したゴッホの花瓶に入った「ヒマワリ」全7点を常設展示、7点を比較しながら一堂に鑑賞できる試みは世界でも類を見ません。

大塚国際美術館

「スクロヴェーニ礼拝堂壁画」(大塚国際美術館の展示作品を撮影)

地域との先進的な防災体制

海岸にほど近い本社では、津波一時避難場所として地域住民に工場建屋の屋上を利用していただくとともに、防災用品、生活用品等の備蓄品の保管場所を提供しています。また地域住民や関係者に対して、私たちのBCP(事業継続計画)の取り組みに関する説明会や施設見学会、合同津波避難訓練を実施しています。さらに、地元自治体と防災協定を締結し、災害時に当社が行う協力について取り決めをしています。

このような地域住民や自治体との先進的な取り組みが評価され、自治体からの推薦を受け、内閣府が推進する地区防災計画の「平成27年度地区防災モデル地区」に「大塚製薬工場と周辺自主防災会」が選ばれました。そして、私たちの活動が、地域企業と地域自治会の連携による特徴的な取り組みとして、内閣府発行の「平成28年版防災白書」で紹介されました。私たちは、これからもより一層地域と連携し、防災に向けた先進的な取り組みを強化していきます。

当社が掲載されている「平成28年度版防災白書」第1部第1章第3節3-3へ

避難訓練に参加する地域住民

地域での環境ボランティア活動

環境の保全のために、また地域への感謝の気持ちを込めて、各事業所では積極的に、環境ボランティア活動を実施しています。それぞれの事業所が主体的に企画し、定期的に事業所周辺のごみ拾いなどの環境美化活動を行っています。さらに本社では、徳島県の地球温暖化対策推進条例に基づく「とくしま協働の森づくり事業」とパートナーシップ協定を締結し、協定森林の間伐や植林などの整備に協力しています。また、従業員が環境イベントにも積極的に参加し、間伐作業や植樹作業に汗を流しています。

私たちは、事業所ごとの環境美化活動に加え、自治体が主催する環境ボランティア活動にも積極的に参加し、従業員の環境意識を向上させるとともに、地域の皆さまとのつながりをより深めるよう努めています。

詳細は「環境コミュニケーション」ページへ

自治体が開催するイベントへの協力

それぞれの事業所では、地域活性化のために自治体が開催する文化イベントへの協力を行っています。

「阿波踊り」で有名な徳島県の企業として、郷土の伝統文化を受け継ぎ、「大塚うず巻連」として毎年、鳴門市内・徳島市内の阿波踊りに参加しています。鳴門市で最も古い歴史を持つ「うず巻連」の名に恥じないよう、男踊りは力強くダイナミックに、女踊りはしなやかに、心おどらせながら、さんざめく街に踊り出しています。