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社員インタビュー

大塚製薬工場だからできる
革新的なメディカルフーズの開発で
人々の健康に貢献します。

OS-1事業部 メディカルフーズ研究所
2014年入社

入社の動機

大学時代に管理栄養士の免許を取得しましたが、疾患を対象にした基礎的な研究に興味があり大学院へ進学し、微量元素やビタミンと疾患との関係に関する研究を行っていました。卒業が近づき将来の進路を検討する中で、研究者として革新的な製品を生み出すことで世の中に貢献したいと考え、企業で栄養関係の製品開発につながる研究をしたいと思うようになりました。大塚製薬工場は輸液・経腸栄養分野で多くの製品を有する一方、科学的根拠に基づいたメディカルフーズ製品を開発し、患者さんや医療従事者への貢献を目指しているという点が、自分のやりたいことと一致していると考え、入社を決めました。

仕事の内容とその魅力

メディカルフーズ研究所はその名の通り、医療用の食品の研究開発を行う部署です。私の所属する研究室は、主として基礎試験を行い、既存製品のさらなる付加価値を見いだしたり、新製品の根拠となる研究データを蓄積し、製品の科学的根拠を充実させていくことを主な業務としています。

一般的な食品とは異なり、メディカルフーズは有効性や安全性データも重要視されるため、精度の高い検討が行えるよう実験結果に対して議論を重ね、繰り返し検証していくことが必要です。常にプレッシャーは感じるものの、自分の出す基礎的なデータが製品開発の礎になる点に仕事へのやりがいを感じています。日々の研究とともに、国内のみならずアメリカ等の海外で開催される学会やセミナーに参加し、これまでの研究で培った研究成果の発表や、他の研究機関や企業の研究者などと議論を行い、既存製品のメリット訴求や新たな製品開発のシーズとなる情報の収集活動にも積極的に取り組んでいます。

職場の雰囲気

研究所と名の付く場所である以上、物静かで頭の固い人ばかりいるようなイメージがあるかもしれませんが、ジョークも飛び交う明るく元気な職場で、若手研究者も多い職場です。上司・部下を問わず、各自が専門性を生かし、熱意・信念を持って製品開発に取り組んでいるため、時には意見が衝突することもありますが、議論が終われば意識は切り替わり、さまざまな話題についておしゃべりするなど業務にメリハリがあります。

入社間もないころから仕事を任されることも多く、若手研究者それぞれが主体的に研究に取り組み、また自由に議論できる職場の雰囲気があります。歓送迎会や忘年会など部署内での行事も活発で、チームとしての連携を高める機会が多くあります。

将来のキャリアビジョン

自分の研究を通して、一つでも多くの優れた製品を市場へと送り出し、さまざまなヘルスケアのニーズに応えられるよう努力したいと思います。目の前の一つ一つの基礎試験を重ねることで経験と知識習得を積むとともに、製品開発に必要な他の知識や市場の要望を感じ取る力を養いたいとも考えています。

研究員だけではなく、営業やマーケティングの担当者も集う事業部全体会議で、自身の研究の進捗状況を定期的に発表し共有し合う機会がありますが、以前、自分が研究発表を行ったときに、参加者から、全く違う視点からのアドバイスをもらい、強い刺激を受けた体験があります。私も、さまざまな視点から物事を捉え、全体を見通す視点が持てるようになりたいと思います。そして、製品開発全体をマネジメントできる能力を身に付けたいと考えています。

ある日のスケジュール

a.m.
7:45車で出勤、音楽を聞きながら
8:15出社、コーヒーを飲んで気分を変える
8:15〜8:30メールチェック
8:30〜11:00実験棟へ移動して、白衣に着替え
前日に取ったサンプルデータの測定、解析
製剤研究室で作った試験食を受けとり、一人で集中して実験を行う
11:00〜12:30実験終了後、自席に戻り、国内外の最新の研究成果を確認するために論文検索など情報収集を行う
p.m.
12:30〜13:30上司と社員食堂で昼食、昨日のスポーツの話題で盛り上がり、会社の図書室で雑誌を読んでリラックス、少し仮眠
13:30〜15:00新たな実験テーマの分析実験を行う
複数人数で実験を行い、実験合間の待ち時間に上司のアドバイスを受ける
15:00〜16:00チームミーティングで自分の研究報告とデータ結果の解釈を議論する
16:00〜17:30翌日の実験の確認と準備
17:30〜18:00サンプルデータ整理、実験ノート記帳
18:00退社、敷地内のジムで筋トレ

仕事以外の時間は

学生時代から趣味として続けていたマラソンを社会人になってからも継続しています。学生時代から通算10回、社会人になってから6回、マラソン大会に出場しています。社会人になってからの2回は、地元徳島で開催された徳島マラソン(フルマラソン)で、なんとか両日とも完走することができました。走っている間はきついですが、終わった後の達成感と感動は忘れられません。

心機一転、新しいスポーツにも挑戦しようと考え、社会人になってからゴルフを始めました。初めて1年半になり、打ちっぱなしから卒業、最近は憧れのグリーンを回っています。会社にはゴルフを趣味とする上司も多く、仕事を離れ、共通の趣味でコミュニケーションを取ることにも役立っています。夏には会社の阿波踊りにも参加しています!

学生の皆さんに一言

大塚製薬工場は、「良いものであれば、あきらめずに研究を続けるということが認められる会社」だと感じています。研究者が信念を持って続けることであれば、その意見を尊重してくれ、ともに道筋を考え応援してくれる文化が、当社にはあると思います。

世の中で役に立つ製品を開発するためには、「自分たちにしかできないオリジナルなことは何か」を常に考え、情熱を持って実行し続けることが大切だと思っています。自分たちが関わったメディカルフーズを通して、一人でも多くの人々のヘルスケアに貢献するという目標を持ち、それに向かって日々努力することは研究者としてとてもやりがいがあります。私たちと一緒に高い目標と情熱を持ち、ともに切磋琢磨して、画期的なメディカルフーズの創出を成し遂げ、世の中に貢献したいと考える研究者の方をお待ちしています。